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神仏を愛す

ご縁をいただいた神仏についての説明

「願わくば」
「准胝 ~ひと雫の祈り」

菩薩

准胝観音

准胝観音様(じゅんていかんのん)は、菩薩の一尊。

7億の御仏の母。

1つの顔と18本の腕。(一面十八臂)

で3つ目の姿であることが多く、

中央の手は説法印と施無畏印を結ぶ。

武器や数珠、蓮華などを持っている。

 

 

ご真言

オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ

明王

不動明王

不動明王は明王の一尊。

悪を絶ち仏道に導木、救済する役目を担っていることから恐ろしい表情をしている。迷いの世界から煩悩を断ち切り、導いてくれる、慈悲深い仏。
目は右目を天に向け左目を地に向けている(天地眼 てんちげん)。口は右の牙を上に出し、左の牙を下に出している(牙上下出)。炎の光背を背にし、手には剣と羂索(けんじゃく)を持つ。

剣は大日如来の智慧の鋭さを表現。

羂索は捕縛用の縄で、煩悩を縛り悪の心を改心させる。

五色不動 (青・黄・赤・白・黒の5色の不動)

海上で嵐に遭った弘法大師空海の乗る遣唐船を救うために、海上に現れて波を切り開いた波切不動など。

「不動明王 ~大丈夫」

※ 不動明王の教え「生死即涅槃」について
「涅槃(悟りの世界)」と「煩悩(迷いの世界)」の二つを考えた時、双方は別物であるが双方があってこそ成り立つという意味。

“煩悩”(迷いの世界)は、”涅槃”(悟りの世界)と 反する存在であり退けなければならない世界であるものの、この世は両世界が在るからこそ成り立っているというもの。

 

※大丈夫とは

人々を救うために修行をしている「菩薩(ぼさつ)」のことを意味する。

「大丈夫」の語源は古代サンスクリット語「マハー・プルシャ(偉大な男性)」。仏教において、頼れて、偉大な人という人称として菩薩が使われていた。成人した立派な男性「丈夫」と「菩薩」のイメージが重なって、そこに「大」という美称・尊称を付けて菩薩のことを「大丈夫」と呼ぶようになった。

「ラーガラージャ ~愛に染まる大地は揺るがない」

明王

愛染明王

恋愛の仏様として有名だが、

愛の欲望から生じる悩みを悟りを得るためのエネルギーへと変え、迷いから目覚めさせる明王様。

また、天災を鎮護する力も持つ。

1つの顔、3つの目、六本の腕。(一面三目六臂)

顔は怒りに満ちた忿怒相で、頭には獅子の冠。肌は赤色。

手には弓矢、蓮華、金剛鈴、金剛杵を持つ。

の華の上に結跏趺坐で座っている。

後背には日輪。

弓矢は、人々を正しい道へと導く。

その他

般若心経

般若心経は般若経典の真髄を短くまとめた経典。

正しくは『般若波羅蜜多心経』

三蔵法師として有名な玄奘(げんじょう、げんぞう)がインドから中国に持ち帰った「大般若経」が原書。

三蔵法師はサンスクリット語で書かれていた大般若心経を漢語に訳し、600巻に。それをさらに300字弱で表現しているのが般若心経。

特に「空(くう)」について説いており、すべての事象は不変の実体をもつものではなく、深い智慧により執着を離れることで悩みや苦しみから解放されると説いている。

「雲の旅 ~般若心経」

豆知識

仏の階層

如来 仏の中で最高位。真理に目覚め悟りを開いた仏。

菩薩 如来になるために修行をしている。すぐに助けに行けるように立ち姿が多い

明王 修行するものを煩悩から守る仏。悪を懲らしめ、仏の教えに導くため、恐ろしい形相をしている。

天部 仏法と仏教世界の守護の役割を担っている。武将から福の神、四天王、大黒天、弁財天など。

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